「サプリ」(おかざき真理 作)
という漫画を読みました。
ブクオフーでふつーに1巻を立ち読みしてみたら興味深かったので2巻を買いました。
面白かった、というよりは興味深かった、がそのときの感覚により近い。
CMの企画をする働く女性の話。
というのもオカザキ氏(女性)が以前博報堂のヒトだったという過去を持つのでシゴトの話が(傍目から見ると)かなりリアル。
仕事に夢中になる(踊らされる?)あまり、7年付き合ってた彼と微妙になって、
で、気づいてみたら、今まで彼とばっかり一緒にいたから回りに友達はいなくって、
時間をもてあまし、ちょーつらくて、
でも日常は進むのでたちなおるというか、彼のいない日常であくまで多分仕事を中心に回っている彼女の世界。
もちろん、ほかの男性とのからみ(いや、いやらしい意味じゃなくって、ちょっとした気持ちのふれあい、みたいな。)があって、それがいろいろ進んだり進まなかったり・・・・。
という、(さっきネットの読者講評読んで気づいたけど)いわゆるOLの恋愛もの。
恋愛もの、というより仕事もの(恋愛味)という感じなんだけど、
まさかこの私がOLの恋愛モノを読むときがくるとは!!!!
と、数年前の私が知ったらまじ驚愕するでしょう。
でも、残念ながらというか、今の私は非常に共感・感動してしまいました。
いや、正しく言えば非常に共感の予感をびんびんに感じました。
だって、まだ私仕事してないし。
今もスーツ着て仕事してるけど、それある意味バイトだからぜんぜん拘束時間も責任もいろいろ違うし。
でも、もし会社で働くようになったら、こういうジレンマがでてくるんだろうな、って。
辛そうです。
でも、これだけ何かに打ち込めてるのって結構やっぱりあこがれてしまう。
はぁ・・・
ありきたりの感想だね。
かんにんしておくれやす。(京都の人ってほんとにこう言うのかな?)
とりあえず、絵、好きです。
ちなみに、実はこっちのほうが有名だけど、安野モヨコの「働きマン」という漫画もあって、特徴は「働く女性の、社会人としての姿、女性としての姿のジレンマを描いた力作!」って同じ様な感じになりそうなものです。
私はどっちも好きだけど、どっちかといえばおかざきさんの方が好きかな・・・。
「働きマン」のほうが、明るく、にぎやか。ノリがよいです。
おかざき真理 公式ページ
安野モヨコ 公式ページ