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□□□ Voices in a Vacuum □□□



こみゅにけーしょん

私が苦手なコミュニケーション

①そのグループで自分の立場をしっかり決められないと時
②そのグループで自分に自信を持てない時(=自分(自己愛・自尊心)を捨てられないとき)

①私が自分が男の子かなんなのか自分でもわかっていなかったころ、
その頃は相当人とみんなでわいわいやるなんて事はできなかった。
女子高の中では、「女子である」ことが前提となっているので、男っぽい子としてふるまっていてなんの問題もなかった。流行の服やお化粧の話なんかは出来なかったししたくもなかったけど、授業の話、クラブの話、趣味の話、などなどは支障なく出来た。
でも、塾などの男女共学社会だと私はまったく「交流」という場面で使えない人間だった。
そりゃ、「私」とか「俺」一人称を全く使わないで話す事はできる。
でもそうやったって声やら身長やらで女の子だってことは多分ばれる。
外見だけだったらなんとかばれないとも言えるけど、でもそれだって「どんなふうにおもわれてるのか」なんていちいち思ってたらまともに世間の人と言葉を交わせることなんて出来なかった。
店員と客・コーチと生徒、とかの役割があればまだいいんだけど、友達と友達とかっていう、あいまいな立場の関係は、モロに苦手だった。

でも、この状態は今は脱却しているので、なんとかやっていけている。


②例えば、バイト。
私は、どんな仕事でも、とりあえずはまず無能である。
それを前提にして働いている。
飲食では、なかなか手順を覚えられなかったし、受付で一気にいろいろな注文がくるとパニックになって対処できないし、禁煙喫煙で何処が空いていて何処を片付ければよいかということになかなか頭が働かなかった。塾のほうでも、なかなか生徒をうまく自然に指導していけない。時間のことと生徒の自分の力でやることとかをいろいろ考えて一生懸命やってるのに、なかなか思い通りに行かない。あやまったってどうにもならない。むしろ、あやまられても不快である。努力するのが一番である。
こんな状態で、上司や先輩や同僚とうまくやってくなんて、とても無理だと思った。
彼らと対等に話す資格なんて自分にはないと思った。身の程を知れ、と思った。

①の場合は、割と特殊ケースかもしれない。
自分が男か女か決められない、なんて、たまにあるっちゃあるけどそうそうみんなにあるとはいえないし。
自分は幸いなことに今はその状態は解決したので、なんとかなってます☆
ただ、たとえば自分をその場で大人とするのか子供とするのか、とかそういう問題にはちょっと通じるものがあるかも。
自分をどういう存在として打ち出していくのか、これがはっきりするとおのずと相手とも話しやすくなると思う。

②の場合、これは以下参照。↓

父親とコミュニケーションについて話したところ、
自分を実際の自分よりよく見せようとして、もっといえば、「完璧な自分」を演出したがるから、だから身動きできなくなるという。
・・・そりゃ、そうだよね。だって、完璧な人間なんているわけないじゃん。
ちょっとそぐわない発言をしてしまっても、身の程知らずなことをいってしまっても、ハズしてしまっても、
たしかにその言葉を取り消す事はできないけど、でも、身動きできなくなるよりはいい、と
私は思う。
前提として、自分は完璧ではない、としておけば、完璧じゃない自分も許せる。
これは自分に甘いんじゃなくて、柔軟に生きるために他ならないと思う。
それは、社会の中で大人になるって事の一部だと言っていいと思う。
イカした大人になるためには、いっぱい失敗しなくちゃいけない。
いつまでも、失敗はしなくちゃいけない。失敗・失態を恐れてたらなにも出来ないもの。

私の父親は、挨拶をすることで昇進した、と冗談交じりに言っているのだけど、
この社交性+真面目というのは、当然の様でいて、案外すごい武器なのかも・・・・・・。


ともかく、そんな武器、いやアイテム(?)を、無理なく使える大人になりたいと思ったのです。
by girty_haraguchi | 2005-01-03 17:50
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□忘却予防□

by girty_haraguchi
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